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帝洋丸 (タンカー)[ていようまる]
帝洋丸(ていようまる)は、かつて日本タンカーが所有・運航したタンカー。なお同名で帝国船舶の帝洋丸(元ドイツ貨客船)が存在するが、ここではタンカーの帝洋丸について解説する。 == 船歴 == 日本タンカーがタラカンや北米太平洋岸からの石油輸送を目的として、1931年横浜船渠で建造したタンカーで、主機に横浜船渠で初めて製造した横浜-MANディーゼルを装備し日本の高速タンカーの先駆けとなった。 1940年4月日本タンカーは日東鉱業汽船の傘下に入り、同社に用船される。1941年1月両社は合併し、帝洋丸は日東鉱業汽船の所有となる。 1941年11月22日海軍に徴用され特設給油船(補給艦)となり、連合艦隊所属となる。 その後、1942年2月のジャワ島攻略作戦や同年8月の西アリューシャン攻略作戦に参加したが1944年8月8日門司発のヒ71船団に加わりシンガポールに向かう途中、8月19日ルソン島北西沖でアメリカ海軍の潜水艦ラッシャーの雷撃で沈没した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「帝洋丸 (タンカー)」の詳細全文を読む
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